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進捗プロジェクト

(仮称)港南区港南2丁目共同住宅

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所在地 横浜市
用途 共同住宅(73戸)
構造 RC造
規模

地上 5階

延べ面積 1969.61㎡

Architect

室長  小柳 実      副主任 小林 竜太   
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Context

 港南中央駅より徒歩10分。山並みが特徴的な風景。

Consept

 「呼応する建築」

当該敷地の設計において、周囲の景観との調和が課題。人為的要素を避け、環境由来の課題解決に焦点を当てることで、長期にわたって風景と共存する建築を目指す。

当該敷地は、都心から離れ建物の新陳代謝が緩やかな特性を持つ。周囲の建物は時の流れと共に風化しており、新築時、そして今後、港南区の風景と調和する建物の姿が課題であると考え、設計を行なった。

時代背景や当時の技術を色濃く反映させた、人為的要素を孕んだ建物は、時の流れと共に風化の様子が著しく、一方で環境由来によって出来上がった建物はどの時代においても、風景になじみやすい。

したがって、本計画において敷地や住民の暮らしなどから生じる課題に対して建築的なアプローチを行うことで環境に呼応した形を建物デザインとする。

結果として、環境由来の課題を解決することが自然のカタチ(姿)であり、長い間、建築が自然、地域、伝統と共存する姿であると考えた。