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進捗プロジェクト

(仮称)鎌倉市岡本2丁目共同住宅

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所在地 鎌倉市
用途 共同住宅(78戸)
構造 RC造
規模

地上 7階

延べ面積 3,691㎡

Architect

 主席主任 小見 友秀    川崎 すず
omi kawasaki

Context

 鎌倉市岡本は大船駅西口近く、古くは玉縄城の城下町があったとされる地域で大船観音寺や大船フラワーセンターなど観光スポットも近くにある。計画地は森林に覆われた丘陵の崖下に位置している閑静な場所にある。周囲の森林を借景とし周辺環境と調和する建築を提案していく。

Concept

環境の調和

建物全体を周囲の風景や自然環境に溶け込ませる環境と調和する建築を考える。

周辺環境と調和のとれたデザイン

箱型の立体感のない建物になりがちな集合住宅を周辺環境との調和を図りつつ、立体感とバランスの取れた造形をめざす。

 

使素材・カラー

■ 隣接地の森林や環境にマッチするアースカラーと明度を抑えた色彩の選定

    外壁    : 将来的に落下の恐れのあるタイルなどは使用せず、吹付材や塗装などを使用し、マットな質感で高級感と周囲の環境との調和を図る。

    バルコニー  : 法的な制限の中、奥行の違うバルコニーをつくることで、居住の選択肢を広げ、建物にも立体感を与える。各フロアのWD寸法

         をおよそ同じにすることで型枠の無駄もなるべく少なくする。

 

【設計趣旨】

隣地の森林を借景として取り込むことで、計画地と隣地との境界を曖昧にし、周辺環境と一体になるような建築を考える。アースカラーを基調とした色彩と立体感のある造形の外観で、周囲の森林、敷地内の植栽の計画で環境との調和を図る。