研修旅行
26期 トルコ研修旅行
トルコはアジアとヨーロッパにまたがる国土を持つ。その面積は日本の約2倍あり、人口は約7500万人。首都は内陸にあるアンカラだが、トルコを代表する都市といえばイスタンブールである。ローマ、ビザンツ、オスマン朝という3代続いた大帝国の都であり、1500年以上にわたる歴史を刻む遺跡や建物が数多く残っている。
ボスポラス海峡を挟み、市街はアジアとヨーロッパの2大陸にまたがっている。ヨーロッパ側はさらに金角湾を挟んで新市街と旧市街に分かれている。旧市街にはトプカプ宮殿、ビザンチン建築のアヤソフィア、ブルーモスクなどがある。またカパル・チャルシュと呼ばれるグランドバザールもある。
このイスタンブールを出発し、トルコの代表的な都市、カッパドキアやパムッカレ・ヒエラポリスなどの都市を周遊にて研修を行った。
カッパドキアは石灰岩を含む大地が長年の雨風による浸食作用でつくられた奇岩群により世界でも稀にみる絶景を生み出している。その範囲は広く、カイセリやネヴェヒールといった大きな町のほか、ギョレメ、ユルギュップなどの町があり、場所によって雰囲気も大きく異なる。ギョレメやゼルベの岩窟教会、ウチヒサールやローズバレーと言った自然が作り出した絶景、デリンクユやカイマクルの地下都市などがある。
パムッカレは湧き出した炭酸カルシウムが作り出した真っ白な石灰棚のプール。石灰棚の上部台地には、ローマ時代の遺跡ヒエラポリスがある。この石灰棚と遺跡のヒエラポリスは、世界遺産に登録されている。
この研修でトルコという国をインデックスで廻ることにより、人工的につくられた遺跡と、自然の力でつくりあげられた創造物を同時に見ることが出来、シルクロードの拠点でもあるこの国の独特な力を感じることが出来た。
研修期間:2003/10/29~2003/11/5